床材選びのポイント
・歩行量
 上履きと下足によっても使用できる材料が異なります。また人の通行量によっても求めれられる耐久性が違います。歩行量を把握してそれに耐える床材を選ぶことが大切です。

・土砂の持ち込み
 下足での使用で玄関、勝手口まわりでは外部からの土砂の持ち込みがあります。このような場所では耐久性の高い床材が求められます。

・車輪の往来
 事務所の椅子のキャスター、ベッドのキャスター、車椅子などなど車輪が使用される環境は多くあります。車輪で床をしごくような動きは床材にとって最も過酷な環境となります。このような場所にも耐久性の強い床材が求められます。

・薬品使用の有無
 薬品によっては床材を変色させてたり、表面を侵してしまうこともあります。
 薬剤の仕様が考えられる実験室や医療関係施設、またパーマ液などを使用する美容院、アルコール消毒を頻繁にする施設なども注意が必要です。このような施設には耐薬品性の高い床材がお勧めです。

・直射日光の有無
 外部廊下などの直射日光が長時間にわたって当たるような場所では、紫外線による劣化が生じるので耐候性の高い床材を使用する必要があります。

・下地湿気の有無
 湿気は床材剥がれの原因となります。トイレや洗面室などの水の使用がある場所では床材の接着剤に耐水性のものを使うなどの工夫が必要となります。

・水濡れの有無
 床材表面に水がかかる場所、外部廊下、脱衣室、厨房、などでは滑って転倒する恐れがあります。そういった場所には防滑性のある床材を使用することで転倒を防ぐことができます。
 
・転倒可能性の有無
 幼稚園、老人ホームなどお年寄りや子供が転倒する可能性がある場所には、衝撃吸収性のある床材を選ぶことをお勧めいたします。

・発音性の有無
 歩行音が問題となる場所があります。特にマンションなどの階下への音の問題が発生しやすい場所では床材の選定には注意が必要です。発音の低い床材を選ぶ必要があります。
 ただ、軽量衝撃音と呼ばれる周波数の高い音は床仕上げ材で防ぐことができますが、重量衝撃音と呼ばれる低い振動を伴うような音は防ぐことができません。

床材の素材
床材には素材によっていろいろな種類があります。弊社で取扱いのある床材の素材について紹介させていただきます。

・塩ビ床材
 タイル状の床材とシート状の床材があります。
 使用環境や用途で多くの種類があります。
 色柄も沢山ありますので、お好みの空間づくりをすることができます。

・カーペット
 カーペットにもタイル状のタイルカーペットとシート状のロールカーペットがあります。
 汚れやダニによって敬遠されがちですが、カーペットは歩行感もよく、吸音性もあります。また埃をキャッチしてくれるので、埃の舞い上がりを防いでくれます。
 カーペットの高級感も格別なものがあります。

・フローリング
 木質床材です。表層の厚いものや、防音性能を持ったフローリング、また表面を強化したものなど用途によって、いろいろな材料があります。

・天然素材床材
 コルクタイル、サイザル、籐、など自然の素材を使用した床材も肌ざわりの良さで人気です。天然素材だからこその色違いなど自然の風合いを楽しめます。

床の仕上がりについて
 床仕上げは、下地と接着剤と仕上げ材が一体となって完成します。
 下地にもコンパネと呼ばれる木質系の下地、モルタル・コンクリートなどのセメント系の下地などの種類があります。下地の美しさが仕上げにも影響をしてきます。
 接着剤の選定も、下地と仕上げ材の種類、使用環境で異なります。
 長く愛用して頂ける床仕上げを提供するのが我々マルケン装飾の仕事です。


床材選定の際は現物の見本が付いた見本帳からお選びいただき、少し大きめのサンプルでご確認頂くこともできます。